岡山県公安員会指定 犯罪被害者等早期援助団体 Victim Support Center Okayama
  公益社団法人 
被害者サポートセンターおかやま(VSCO(ヴィスコ)
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被害者サポートセンターおかやま は、犯罪被害者を支援する岡山県の民間団体です。

VSCOの歩み

2003.11.29 設立総会(任意団体として発足)。
電話相談活動を開始。
2004. 4月〜2004.12月 センター内における支援者と被害者との関係、「犯罪被害者支援の日キャンペーン活動」の持ち方、早期援助団体をめざすか否か等について意見の違いが表面化し、それぞれが信ずる道を歩むことになる。
(その間2004.11月 岡山市北区大供「全逓会館」内に事務所を設置)
2005. 4. 3 総会で「早期援助団体」の指定をめざして再出発することを確認するとともに、面接相談や法廷付添などの直接支援活動を開始。
2005. 7. 2 公募によりロゴマークを決定するとともに、この頃、相談電話の新しい番号223-5562(こころに)を取得。
2005. 9.25 事務局を岡山市北区南方「きらめきプラザ」内へ移転。
2005.10月 自助グループを立ち上げ。
2006. 1.11 岡山県知事より、社団法人の設立許可を受ける。
2006. 3. 1 機関誌「いつでもそばに」を創刊、以後毎年1回発行。
2006. 4. 1 事務局に常勤スタッフ1名を置くとともに、電話相談日を週2日から週3日(13時〜16時)に。
2008. 4. 1 電話相談を現行の体制(週6日、10時〜16時)に。
2008〜2011 県下の27市町村すべてに対し、犯罪被害者支援条例の制定を陳情。
(2012. 4. 1までにすべての市町村での施
行が実現、全国初)
2008. 5.13 「VSCO犯罪者支援基金制度」を立ち上げ。
2010. 8. 5 「VSCOを支援する会」が発足。
2010.11. 2 手記集「犯罪被害者の声を聴いて下さい」を発刊。
2011. 3.29 岡山県公安委員会から、犯罪被害者等早期援助団体の指定を受ける。
2011.9〜10月 内閣府の「平成23年度地域における男女共同参画連携支援事業の一環」として、岡山県内4大学の女子大学生を対象に「性的被害の実態」に関するアンケート調査を実施
(2012.3月 報告書を提出)。
2012. 2. 1 手記集「犯罪被害者の声を聴いて下さい」(第2集)を発刊。
2012. 4月 総務省に対し、住民基本台帳の閲覧交付制限を性的虐待にも拡大するよう要望書を提出。
(同年10月1日制度改正が実現)
2013. 1.28 岡山県産婦人科医会との間で、性犯罪被害者に対する緊急支援に関する協定を締結。
2013. 2.23 「VSCO性犯罪被害者のための緊急支援金制度」を立ち上げ。
2013. 4. 1 岡山県知事から、公益社団法人の認定を受ける。
2013. 8.24 VSCOの支援自販機第1号を設置
2013. 9.21 国連人口基金東京事務所の佐崎淳子所長をお招きして、AMDA−VSCO合同シンポジウム「女性の人権と相互扶助〜自尊心を取り戻すためには〜」を開催

以上の他に、VSCOでは、支援員の養成・研修及び広報・啓発の活動を精力的に展開しております。主な活動は、次のとおりです。

・支援員養成講座(岡山県後援)毎年4月〜9月全12回。

・支援員を対象に、継続研修(月1回)と全国研修等への支援員の派遣。

犯罪被害者週間(11月25日〜12月1日)を中心に、年数回、県内各地で、県、岡山市等と連携し、フォーラム(内容は被害者による講演、シンポジウム、PANSAKUによるライブ&トーク、大藪順子写真展、いのちと魂のメッセージ展など)を開催

活動実績

期間

電話
相談
面接
相談
紹介 裁判
支援等
生活・心・自助の
支援
犯給金 VSCO
援基金
全国
ネット
支援金
2005. 3 〜 2006. 2 116 20 43 9 0 0 - -
2006. 3 〜 2006.12 127 17 53 26 5 0 - -
2007. 4 〜 2007.12 165 10 56 49 28 2 - -
2008. 1 〜 2008.12 301 32 132 150 84 0 13 -
2009. 1 〜 2009.12 240 46 102 69 82 0 7 1
2010. 1 〜 2010.12 254 41 100 55 116 1 48 7
2011. 1 〜 2011.12 258 34 71 75 108 2 9 2
2012. 1 〜 2012.12 295 47 100 159 75 0 5 2

「自助グループ」の歩み

VSCOの活動の一つに「自助グループ」があります。ここでは、同じような辛さや問題を抱える被害者やご遺族同士が、安心できる環境の中で自分の気持ちに向き合いながら心情を吐露し、語り合います。そのような中で、孤立感や苦悩の軽減、抱える問題の解決、精神的回復等を図っていきます。SCOでは自助グループを被害体験の違いで大きく2つに分けています。

一つは被害当事者のための「性犯罪被害者の会」、もう一つは愛する家族を亡くされたご遺族の方のための殺人・交通事故被害者遺族の会「もえぎいろの会」です。

 「被害に遭った人にしかわからない」という言葉を契機に自助グループができました。

 2005.10月から「性犯罪被害者の会」が毎月1回開催されています。被害後の経過は様々ですが、自己の尊厳を取り戻す中で通過する心の葛藤等を知ったり、伝えたりします。自分の言葉で心情を語ることで前進することもできます。そのような中で卒業された方、時々いらっしゃる方、新たに入られる方などいろいろです。

 ところが、加害者が親族だった方も参加されるようになり、2010.9月から「性犯罪被害者の会」を2つに分けました。2つ目の方は、幼少時から信頼している人(親・兄弟)により長期間の被害を受けてきた方々が参加されています。

2007.8月からは、殺人・交通事故被害者遺族の会「もえぎいろの会」を隔月で開催いたしました。途中からは殺人遺族の方々も参加されました。2010.8月を最後に今はお休みしています。皆さんそれぞれに生活を確立され、卒業されました。

また、自助グループに参加された方や卒業された方には、支援員養成講座等でお話しして頂き、「被害者遺族や当事者の声」を伝えてもらっています。

これらの会は、VSCOの中の活動ですので、なくなることはありませんし、閉ざされた場所で行っていますので、内容は一切漏れることはなく安心して語っていただけます。

また、被害体験のない支援員がファシリテーターとして参加しておりますが、教わることも多くあります。卒業された方々の声を伝えたりしながら、参加された方が少しでもその後が生きやすくなれば幸いと願い関わらせていただいています。   

(自助グループ活動支援委員会 委員長 森 伸子)

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086-223(にーさん)-5562(こころに)
月〜土 10:00〜16:00
祝日・年末年始は休み


● 性暴力・性犯罪被害者の
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性暴力被害者支援センター
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 086-206-7511

月〜土 9:00〜17:00
上記以外の夜間・休日は国のコールセンターが受け付けます。


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