岡山県公安員会指定 犯罪被害者等早期援助団体
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「性犯罪被害者の心理」講演全文   その7 

大阪高等検察庁 田中嘉寿子検事

  • 性犯罪の捜査 その2

    捜査官が被害者にお話を聞く時,被害者は,自分が実際に受けた被害については話せますが,不作為について被害者の方から話すことはありません。実際にはなかったことだからです。でも,裁判で争点になるのは被害者の「抵抗義務違反」などの不作為です。そこで,捜査官が,不作為の理由について,「何故抵抗しなかったんですか」と下手な聞き方をすると,「抵抗できたのに何故しなかったの」という意味になってしまいますから,被害者を責めているように聞こえて被害者にとってつらい質問になり,答えが全然かえってこなくなります。他方,「もし,抵抗していたら,どうなったと思いますか」という聞き方をすると,少し答えやすくなります。

被害者が抵抗できない理由は色々ありますが,被害者が生きている事件はプライバシーに配慮して報道されないので,報道される性犯罪事件は,被害者が死亡したケースが多いのです。そのため,被害者は,性犯罪に遭うと殺されるというイメージが強くて非常に抵抗するのが難しいです。

発生件数としては性犯罪よりDVの方が多いかもしれません。DVの被害者に対しては,「なんであんな暴力亭主から逃げないんですか」と聞いてしまいたくなりますが,そう聞くと,二度と被害者は警察や検察庁に来なくなってしまいます。「あなたが逃げるのをためらう原因は何ですか」と聞けば,子どもとか生活とか体面とか,何か答えが出てくるんです。すると,子どもにとっては,DVを見せるのは心理的虐待ですから,子どものことを考えたら別れた方が良いです,といった建設的な考えも出てきます。支援する方も,質問で被害者を傷つけない配慮が必要です。

時間がオーバーしているので,ここでいったん切らせていただきます。


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