ロゴマークの由来

当センターでは、2005年7月2日(土)、公募していたロゴマークの選考審査会を開きました。県内の外、東京都、兵庫県、広島県などから幅広く寄せられた計51作品を、選考にあたったデザイン専門家、実業家、弁護士、カウンセラー、支援ボランティアの代表など計6名の手により慎重に審査した結果、

最優秀賞に
岡山市築港新町の彫金作家、木下宗憲さんの作品が選ばれ、

優秀賞に
福山市の今津利恵さん(中国デザイン専門学校)、
東京都町田市の彦根正さん(グラフィックデザイナー)、
総社市の山田梨津子さんの3作品が選ばれました。

木下宗憲さんらは、2005年9月23日(祝)に岡山シンフォニーホールで開催された第2回被害者支援フォーラムの席上で表彰させて頂きました。なお、最優秀作品は、当センターのリーフレット・カード・ニュースレター・名刺等、当センターの広報物に広く使用させて頂いております

 


最優秀作品

 


 

コンセプト


犯罪被害者や家族の永遠に続く悲しみや苦悩をサポートし、回生への道へ進んで頂くために、デザインを考えました。ベースになっているのは「心」という文字で、江戸期の僧侶、木食行道上人の和歌を念頭に置きました。


「まるまると  まるめまるめよ  わが心

―まん丸丸く  丸くまん丸」

 波立ち、怒りに慄れる自分の心を、満月のように円満清浄にできるのは、自分だけです。でも、そうなるよう決して心を離さず、かつ出しゃばらず、真の愛で支えるのがVSCOの仕事です。
 揺れ動く被害者や家族達に、再び温かい愛や希望が蘇るよう願いをこめて、その心をピンクの円で表し、彼等の涙を吸い取り、母なる海のように深い愛で受け止めるVSCOを2色の青色で表しています。揺れすぎて落ちても、更に受けとめる思いを2段の波形に表現しました。
                         

(木下宗憲)